太田 夏樹
賃貸営業第一部(取材当時)
2014年入社 スポーツリゾート科卒
2014年
社宅営業部に配属。借上社宅の契約手続きや賃料支払い、更新手続きなど、社宅管理代行業務の運営を担当。
2017年
賃貸営業第一部に異動。賃貸物件のオーナーを対象に、管理や運営、物件の資産価値向上を企図した提案などを展開。
賃貸物件のオーナー様から委託を受ける形で、賃料の徴収や退去者が出た際の新規入居者募集、賃貸借契約手続きなどを担当しています。この仕事の至上命題は、いかに空室を出さず、満室稼働を維持できるかです。昨今の賃貸住宅市場は競争が激しい供給が需要を上まわっている傾向にあるため、漫然と代行業務にあたっているだけでは不十分。物件の魅力を高めるために、宅配ボックスの新設やインターネット環境の整備、LED照明器具への交換などを提案することもあります。ただし、設備類の新設・交換コストはオーナー様負担になります。やみくもに提案するのでは、費用対効果を望めません。このため、担当物件の周辺にある競合物件の仕様や築年数、賃料などを調べ、どのような対策を施せば競争力を発揮できるかを考える必要があります。この点が最大の難しさですが、半面、自分の提案によって満室稼働が実現し、オーナー様から「おかげで空室がなく助かっている」などといっていただけたときの達成感は格別です。
私には、賃貸物件の仲介会社で約8年勤務した経験があります。この会社では、担当物件に関する業務はすべて単独で担当するのが普通でした。このため、転職してきてからも、以前と同じように働いていたのです。あまりの業務量にパンクしそうになった際、先輩から「チームで助け合うのが東京建物不動産販売流。ひとりで抱え込む必要はない」と指摘されました。そこでチームのメンバーと情報を共有して業務を分担してみました。すると、次第に余裕が生まれ、オーナー様への提案活動に注力できるようになりました。結果、チームとして業績を高められたのです。つい最近は、社内の他部署がお客様から相談を受け、ご所有の新築賃貸マンションの入居者募集を一棟丸ごと担当することになりました。このときも、折につけて上司や他部署と相談し、さまざまな知恵や力を借りました。この甲斐あって無事に満室でスタートを切ることができました。改めて、東京建物不動産販売で働くことの意味や魅力を実感できました。
先述のとおり、もとは賃貸の仲介会社に勤務していました。在職中に宅地建物取引士の資格を取り、より経験の幅を広げたいと思うようになったことから、賃貸・売買双方の仲介事業を手がけている大手仲介会社に転職。ところが、思いのほか他部署と連携をすることがなく、総合的な不動産知識やスキルを習得できる場所でなかったことから転職を希望しました。そこで出会ったのが東京建物不動産販売だったのです。
賃貸の仲介会社に在籍していたころから、東京建物が開発する分譲マンション「ブリリア」や賃貸マンション「アパートメンツ」の品質の高さには一目置いていました。実際に、部屋を探している人の多くに、東京建物の物件を紹介していたんですよ。グループ会社であれば、当然、こうした高品質な物件に関われるチャンスも多いだろうと考え、東京建物不動産販売への再転職を決意しました。事業の多様性や社風なども含め、正解だったと実感しています。