新井 幸子
法人営業第二部(取材当時)
2002年入社 教育学部卒
2002年
新卒としての女性初の仲介営業職として、法人営業部に配属。法人のお客様を中心に仲介業務を担当。
2007年~2012年
二度の産休・育休を取得(途中、2年間復帰)
2012年
法人営業第二部に復帰。短時間勤務制度を活用。
2015年
フルタイム勤務に復帰し、現在に至る。
法人営業部の仲介業務は、法人のお客様のさまざまな不動産ニーズにお応えする仕事です。オフィスビルや商業ビルなどの物件の売買から、事業用地の取得や売買、収益不動産の活用まで、さまざまな案件があります。たとえば、法人のお客様から所有する物件を売却したいというご相談を受ければ、物件を調査し、市場の動向を見据えながら物件の価格を査定し、売却先を探し、ご契約の成立までお手伝いするのが私たちの仕事になります。お客様が所有する不動産によっては、地方物件も扱う場合もあります。法人所有のため、物件の規模も大きく、売買契約の成立まで時間のかかる案件も多く、一つひとつの案件とじっくり向き合いながらの仕事になります。また、法人所有の不動産の場合は、企業の財務関係にも大きく影響してきますので、法人ソリューション推進部と連携しながら、CREの観点からの有効活用により資産価値の向上をサポートする側面もあります。
入社以来、法人営業畑を歩んできました。女性では新卒で初めての仲介営業職の配属でしたので、期待されることも多く、女性でも活躍できることを自ら切り拓いていく役割も担っていました。それができたかどうかは別にして、現在、女性総合職の後輩たちも大幅に増え、それぞれの部署で生き生きと働きながら活躍しています。私自身、自分の成長を一番感じたのは、入社2年目の頃、地方案件を担当することになり、一人で北海道や九州に出張し、限られた時間の中で、現地や役所での調査、地元の不動産屋さんを巻き込んでの営業活動など、自立した仕事ができるようになったことでしょうか。その経験を経て、営業職としての自信も得られたと思います。もちろん、上司や先輩たちの助けやサポートがあってこその仕事ですが、やはり自分で考え、行動することが大きく成長するポイントになったと思います。
大学では教育学部に籍を置き、自然環境学などを学んでいました。就職にあたっては、環境学などを学んでいたことや建築、インテリアなどにも興味があったので、住宅業界を中心に、住宅メーカーやマンション販売会社などを見て回りました。当社については名前を聞いたことがあるという程度だったのですが、マンション販売会社を調べているうちに出会いました。非常に歴史のある会社であることや、旧安田家が創立した会社であることを知り、とても感心したことを覚えています。
当社に決めたのは、会社・社員の雰囲気が和やかで、誠実と感じたところが大きいです。人事部の対応もよく、親しみや安心感、ここでなら長く働けるという直感を持ちました。業務的にも、マンション販売だけではなく、賃貸や仲介も行っており、グループ全体ではビルや開発など総合的な事業も行っており、キャリアを形成するうえでも、さまざまな選択肢や可能性があると感じました。