川目 芹菜
目黒支店(取材当時)
2015年入社 政治経済学部卒
2015年
リテール営業部営業グループに配属。中央区を主な対象エリアに、個人の不動産売買の仲介営業を担当。
2019年
目黒支店に異動。職務内容は異動前と同じリテール営業で、対象エリアは港区を中心とした城南エリアに。
個人のお客様を対象に、不動産のご購入やご売却のお手伝いをするのが私のミッションです。現在担当している港区は、企業の経営者や大手企業の役員など、富裕層のお取引が多いという特徴があります。このような方は、住まいに対するこだわりがより強く、建物の構造や設備、住環境、税金など、幅広い知識が求められます。職務にあたるうえで特に注意しているのは、大切なことを「説明したどうか」ではなく「きちんと理解していただけたかどうか」。説明は義務に過ぎず、理解していただくことがプロとしての職責だと思うからです。この業界の大きな特徴として、どの仲介会社でも同じ物件を扱えるという点が挙げられます。その分、営業担当を選ぶお客様の目は非常にシビア。ライバルがひしめく中で自身を選んでいただくのは、とても難しいことだと感じます。だからこそ、「あなたに任せたい」といっていただけたときは大きな使命感を得られますし、無事にお取引が成立して「あなたに任せて良かった」といっていただけたときの喜びや達成感はとても大きいです。
新人のころ、教育担当から「やるべきだと思うことに、時間とカロリーをかけなさい」と言われたことがあります。そこで私は、お客様と会話を重ねることに注力しました。表面的なご要望以上に適した選択肢があるかもしれないからです。あるとき、ご所有物件の売却を検討中のお客様を担当しましたが、やはり面談を重ね、売却以外の手段もお示ししながらベストな選択肢を模索していました。結果として売却のお取引を任せていただけることになりましたが、このときアドバイスの意味を真に理解できた気がします。4年目くらいからは、かつて担当させていただいたお客様から新たなお取引の相談を受けたり、別のお客様をご紹介していただいたりということも出てきました。目先の売上を追うのではなく、真摯な対応がいかに大切かを教えていただけたことには、改めて感謝しています。
学生時代は、人生における数少ない大切な場面をプロデュースする仕事に惹かれ、就活当初はブライダル業界を志望していました。しかし、人生における「数少ない大切な場面」は住宅も同様だと気づき、不動産業界を志望するようになりました。そこで住宅情報誌でどのような会社があるのか調べ、東京建物不動産販売の存在を知りました。
東京建物不動産販売の説明会に参加してみて印象的だったのが「お客様に最適なご提案をして、長期的な見地からの信頼獲得を目指す」という考え方を聞いたことです。社内には賃貸やアセットの事業部などもある点、グループ会社も含めればさらに幅広い領域をカバーしている点も魅力的でした。最大の決め手は、内々定の連絡後に最前線で勤務する先輩社員との面談の場を設けてもらえたこと。社風や働くイメージをもてたきっかけとなりました。また学生にも細やかに配慮する会社なら信頼できると思いました。