会社全体を見る視野で、
経営を支える

Profile

古城 明彦

経営企画部 企画グループ(取材当時)
2009年入社 経済学部卒

Career Path

  • 2009年

    経理部に配属。

  • 2015年

    経理部と賃貸企画部を兼務し、賃貸の管理システムの刷新に携わる。

  • 2016年

    経営企画部に異動。協業実績分析、新規事業企画、決算説明資料や事業報告の作成などに携わっている。

My Work

各種の情報、分析で、会社経営を支える仕事

入社後、経理部で賃貸分野の予算検証、実績管理、見込・事業計画の作成、固定資産、販売用不動産(棚卸資産)、リースの管理、決算・開示業務などを7年間担当しました。現在は経営企画部に所属し、さまざまな業務に携わっています。主な内容としては、

  • 協業実績の分析・グループ連携強化の観点から、グループ協業を推進し、実態を把握するためのルール策定やデータ収集、傾向分析など。
  • 新規事業企画・計画、プレゼンテーションのための資料を作成。新規事業は社内公募もあり、経営トップが選んだ最良案を、収益性などを考慮して改善し、実現の道筋をつけます。
  • 決算説明資料の作成。四半期ごとに取引先銀行への業績説明や社員への公開を目的に作成します。

このほか、事業報告や会議議事録の作成、社外からの営業対応などを行います。いずれの業務も会社全体を見て、経営判断に貢献する仕事だと思います。

Turning Point

自ら学び、経験で鍛えられる

最初に配属された経理部では、基礎的な知識は上司や先輩に教えていただきましたが、部としての基本方針は「自ら学ぶ」こと。自分で本や資料を読み、情報を探し、社外のセミナーに通って経理知識を身につけていきました。ある時期、経理の人員が一時的に減ったことがあり、一人当たりの業務量が増えました。従来、先輩社員二人と私で行っていた決算の開示業務を、私一人で担当しなくてはならなくなり、人員補強はされたもののかなり苦労しました。会計基準の確認、当社への影響の判断、社外へ公表する必要のある報告書の正確性の維持などが必要で、さらに選択肢があるものについては、最善な選択のために監査法人と折衝するなど、多様な業務を経験しました。その中で、かなりの部分の決定を任され、必要な知識や折衝のノウハウなどを身に付けることができました。体力的にも厳しい時期でしたが、こうした経験を経ることでかなり成長ができたと感じています。

Message

尊敬する人からのメッセージ

田中章雄 経理部長

古城さんは初配属が経理部で、私は上司として彼を指導してきました。経理は企業の中では縁の下の力持ち的存在で、派手な存在ではありませんが、彼にはやる気がみなぎっていましたし、教えれば、響くように反応してくれました。上司として無理難題も言ったと思いますが、それを努力して実行するだけでなく、納得できなければ食い下がり、ときには反論もぶつけてくる「骨のある」部下で、感心しました。経理はお金の流れを処理するだけの仕事に見られがちですが、本来は会社の経営をサポートする重要な職務です。会社全体を見る視点は、現在の部署でも確実に役立っていると思います。

東京建物不動産販売との出会い

大学が地方でしたので、説明会や面接を受けるために、東京でウィークリーマンションを借りていた時期がありました。ちょうどその頃、不動産流通業界に興味を持ち、採用サイトで業界の各社を調べている中で、当社のことを知りました。当時は毎日3、4社の説明会に参加していたのですが、たまたま予定が空いていた時間に説明会があることを知り、足を運んだのが最初ですから、ご縁とは不思議なものです。

入社を決めた理由

就職活動を始めたときは、自分がやりたい仕事や業界のイメージがなく、損保、生保、不動産、各種メーカー、船舶、ゼネコンなど、さまざまな業界の就職説明会に足を運びました。活動している中で不動産業界に興味を持ち、特に、直接お客様に寄り添い、喜びを分かち合えることから不動産流通業に魅力を感じました。当社に入社を決めたのは、人事の方々の印象が大きかったですね。面接に行くことが楽しみに感じられたのは当社だけで、こんな人たちと一緒に働きたいと心から思うことができました。採用活動の途中からなぜか、社員として仕事をしている自分の姿が頭に浮かんでいたように思います。